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インストラクター関連

フリーで働くってどんなこと?ある2人の場合

今回は、Les Millsインストラクターとして現在フリーで活躍されている2名のインストラクター、金田さんと聡美さんにインタビュー。Les Millsへの思いについて語っていただきました。

東井ゆかり

1. Les Millsを何年教えていますか?Les Millsのインストラクターになった理由、きっかけは?

金田さん(以降K):2〜3年のブランクがありますがトータルで約11年なると思います。学生時代にスポーツクラブでアルバイトをしていたのですが、そこで先輩インストラクターに憧れて、なろうと思いました!かっこいいなぁ、マイクを付けて動いて喋って、なんであんなことができるんだろうって。上司に自分もやりたいと伝えたところ「いいよ、どのプログラムやりたい?」と言ってもらえたので、凄く恵まれていたと思います。

聡美さん(以降S):3年目です。働いていたスポーツクラブにLes Millsが導入されたことがきっかけです。本当に心からこの出会いに感謝しています。

2.最初に取得したプログラムは何でしたか?また、最初のモジュールやレッスンデビューの時に大変だったこと、苦労したことはどのようなことですか?

K: BODYATTACKです。実は初めのモジュールは落ちているんです。音楽と動きが合わなかったり、練習して臨みましたが体力も酷いものでした。でも自分自身の何が間違っているのかがわからなくて、それに気付くのに時間がかかりました。

取得後のレッスンデビュー時には沢山のお客様に参加頂けたのですが、1ヶ月後には集客が半減。これはいけないと思い、先輩インストラクターのレッスンにたくさん参加したり、お客様にフィードバックを求め始めました。

他のインストラクターにレッスンをチェックしてもらい、改善点についてフィードバックをもらったことで一気に変わりました。自分では気づけないことがあるので、誰かに教えてもらうのは僕にとってとても大切です。

そのクラブには、レッスンでインストラクターのダメだったところをメモしてインストラクターに渡すお客様がいたんです。普通はみんな嫌がるみたいですが、僕にはありがたくて、いまだにそのメモを持っています。

S: 最初はBODYPUMPです。それまでは、バーベルを使った別のレッスンをしていましたが、スイミングコーチがメインのお仕事で、正直なところそこまでスタジオレッスンが得意でも好きでもなく、上司にやってみたら?と言われて自信もないまま、レッスンをしていました。その後施設にLes Millsが導入されることになり、Les MillsもBODYPUMPもあまり知らずにモジュールに参加したのですが、トレーナーさんのレッスンが、それはもう楽しくて!衝撃的でした!今でもまだそのレッスンは頭から離れません。私のスイッチが入った瞬間です。

元々スタジオレッスンはしていたのでコリオを覚える事などは初めてではありませんでしたが、今も変わらずいつも緊張しますし、コリオノートはいつも暗号のようにいろいろ書いています。(笑)そして新曲の時期は撮影をして確認しますし、レッスンがある日は必ず毎日起きてからその日に行うコリオを確認し、音楽を聞きながら用意をします。余裕があれば何曲か動きます。

3.今教えているLes Millsプログラムは何ですか?なぜそのプログラムを選びましたか?

K: BODYATTACK、BODYCOMBAT、BODYPUMP、LES MILLS CORE、RPMです。BODYATTACK、RPM、BODYCOMBATは自分の意志で取得しました。LES MILLS CORE、BODYPUMPの取得理由は所属店からの打診などでした。

S: 私の働いていた施設がBODYPUMPとBODYCOMBATを導入したからです。もし他の選択肢があってもこの2つを選んでいたと思います。

4.フリーインストラクターになったのはなぜですか?また、フリーのインストラクターとしてどのくらいの期間働いていますか?

K: 8年前に前職を退職したのですが、フィットネスジム、スポーツクラブに通っているお客様以外の方を対象としたサービスを作りフィットネスの良さを知ってもらいたい、そしてその方々がスポーツクラブに通っていただけるようになれば、と思い、フリーのインストラクターになりました。

そこでLes Millsプログラムから離れたのですが、毎日のようにLes Millsの事を思い出したり、経験した事を忘れられなくて、2年後にLes Millsインストラクターに復帰しています。フリーのスタジオインストラクターとしては、約6年になります。

S: フリーになったのは、夢があったからです。それは、憧れていたクラブでレッスンする事。そして大好きな憧れの佐藤舞さんと一緒にレッスンする事でした。フリーになってまだ1年くらいです。

5.インストラクターのお仕事だけで生計を立てていますか?副業などはされていますか?

K: インストラクターの他にパーソナルトレーナー、フィットネスコーディネーター(プログラム開発やアドバイス、OJT研修)をしております。Les Millsプログラムをこの先長く続けたいと思っているので、万が一怪我やトラブルがあっても継続可能なようにマネジメントをするよう心がけています。

S: インストラクターのお仕事だけです。ただスイミングコーチもまだ続けていますし、フィットネスクラブ以外でも、子育て世代の方や子連れでフィットネスを楽しんでもらえる環境を作るのが一つ目標にあるので少しずつですがスタジオをお借りしてヨガやピラティス、トレーニングを教えています。

6.フリーインストラクターとして良い点は?

K: 大きく言えば、型にはまらない所だと思います。一つの環境の中でも良い刺激や充実感はあると思いますが、私は性格的に慎重なタイプのため居心地の良さに安心してしまうので、敢えてそこから飛び出しました。色々な所でお仕事させて頂く事で、新しい発想だったり、色々な方に出会える事がとても刺激になります。今まで見たことのない景色が見えたり、感じたことのない感情を持てるようになったと思います。

S: フリーインストラクターとして良い点は、色々な場所でたくさんの出会い、刺激、変化を感じられるところです。そして常に新しい目標を持ちチャレンジできるところ。可能性が無限にある事です。

7.フリーインストラクターとしてチャレンジな点は?

K: クラブに勤務されているインストラクターの方々と比べている訳ではありませんが、フリーのインストラクターはよりプロとして振る舞わなければならないと思います。なぜなら、結果が伴わなければ引き続き雇っていただける保障がないからです。なので、スキル、体力、色々な面でバージョンアップする事は当たり前のこととしてやらなければいけないと思います。

インストラクターは運営施設側の要望、方向性、お客様のニーズに合わせたサービスを提供する事が求められていると思います。多くのお客様が通えば、店舗の経営も安定する、また通われる方が多いと言うことはお客様の評価も高いと感じます。このような努力やチャレンジはインストラクターとしてメリットしかありません。大好きなLes Millsプログラムを続けられる事に繋がるからです。プロとしてあり続けられる事がチャレンジだと私は思います。

S: いつ仕事がなくなるか、できなくなるか。怪我や病気をすれば仕事や収入がなくなる事。一時期この不安がありました。これは私の経験ですが、数ヶ月前まで9年間シングルマザーとして子育てをしていて、特にコロナ禍での不安が大きかったです。フリーになる時期を遅らせたのも、子育てと仕事の両立、経済的な不安からでした。

周りのサポートがなければできないですし、1人で悩む事も多いと思います。

ただ私の場合は恵まれていて、フリーになり色々なインストラクターさんと知り合うことができ相談もできて、どうしても子供が預けられない日は施設側のサポートに頼らせてもらいレッスンをさせていただけています。これは私にとって凄く大きな事で、フリーとして世界を広げた事により相談できる人が増え、温かいサポートを知ることができました。チャレンジしてたくさんの出会いがあり、更に視野は広がりました。

8.複数のプログラム認定をお持ちですが、そのメリットはどのようなところにあると思いますか?

K: 複数の認定を持っていると、デジタルリリースキットで新曲が配信された際にたくさんのインターナショナルプレゼンターのコーチングやレッスンを視聴、体験できます。

BODYPUMPやRPMのようにほぼ固定されていたり一定の動きを行うプログラムでは、身振り手振りが出来ない事もあるので、よく研修にもある音楽を活かす表情、コーチング内容など他のプログラム以上の学びを感じます。

逆にBODYATTACKのようなファンの要素が強いプログラムや、本気・限界にチャレンジするようなBODYCOMBATなど互いのエッセンスに特化しているプログラムからは、表情だけの意思疎通、コーチングをクラスの中で表すようにしています。また、コリオノートにある解説、何故そのエクササイズが大切なのか、効果、ポイントなどを理解すると、別のプログラムのコーチングの引き出しも増え自分自身も納得して案内できるので、複数プログラムを持つことのメリットを強く感じます。

S: BODYPUMPのレッスンをしているからこそ、トレーニングができるようになり、リリース毎に更に知識が増え身体の変化も感じられます。常に自信を持てるように身体と心を鍛えられます。ある施設でBODYPUMPのレッスン後に年配の方が話しかけてくださり、「始めたばかりだけどこんな私でもトレーニングを続けられて、いつも私生きてるーって感じるの!」と言ってくれた時にBODYPUMPの良さを再確認できました。

BODYCOMBATは上司にライセンスを取ってみない?と言われ何度か断っていたのですが、ある日BODYCOMBATのトレーナーさんの動画を見せてもらい、自分から「BODYCOMBATやります!この人みたいにかっこよくなりたいです!」と言いました。無理だと思っていたプログラムでもこんなに好きになれる事、たくさん練習をしてだんだん上手くなり自信がついていく事がわかりました。

昔ダンスをしていたので、BODYJAMやSH’BAMも大好きです。複数のプログラムを持っているからこそ、自分と向き合い、どうなりたいかを意識でき、その為には何が必要か?を多く感じる事ができると思います。これからもっと色々なプログラムにチャレンジしたいと思っています。

9.Les Millsのインストラクターを続けている理由はなんですか?

K: 僕は元々スポーツをしていたのですが、あまり競ったり相手を傷つけたりするのが性に合いません。でも、フィットネスは誰と争う事なく皆で楽しんだり、チャレンジしたり、達成感を共有出来る事に魅力と素晴らしさを感じます。言葉を交わす数が少なくても、感動や感情を共感、共有できる。もし100人が参加しているクラスなら、その時間で100人と共有出来る訳です。例えば食事の席で、1時間で参加者全員と深く共有するのはなかなか難しいと思いますからね。

中でもLes Millsはずば抜けていると思います。ある程度の周期で参加をすれば身体的な変化も出てくるし、インストラクター含め、お客様を飽きさせない工夫が沢山あり、毎回リリースが出るたびにコリオシート含めプログラムにかじりついています。私にとっては生活のメリハリをつけたり、感情を豊かにする生活の一部です。出来れば、還暦超えても続けたいと思います。いつまでも必要だと思ってもらえるように、今から出来る事やチャレンジは一生続けたいと思っています。

S: 自分を知り、向き合いながらチャレンジする事ができるから。そして自分の事を好きでいられるからです。私は数年前に大きな出来事があり、病んで自分の事が好きになれず、ずっと同じ事を考えたり不安で寝れない時期がありました。何も上手くいかず、家族にもたくさん不安を与えてしまい、そこにまた罪悪感が生まれる。最悪な時期でした。

仕事に復帰してしばらく経ってから偶然にも出会えたLes Millsにハマり、どんどん好きな事、楽しい事が増えて自分を好きになる事ができました。きっとLes Millsに出会えたからこそ今こんなに幸せなんだなと常に感じています。

1番嬉しかった事は、子供に「ママが楽しそうでカッコよくて嬉しい」と言ってもらえた事です。本当に救われた一言です。人生は常に登山のようです。いい事が続くわけでもないですし困難な選択がありますが、好きな事に出会えた事、それを仕事にできている事、新しいチャレンジができる事を幸せに思い、いつも自分や大切な人を大事に愛せるように。

そしてLes Millsのインストラクターとしてお客様に少しでも今この瞬間を楽しみ、新しい刺激、変化を感じてもらえるようにこれからも続けていきたいです。フィットネスを楽しむことはいつもハッピーでそこに愛があります。

インタビューに答えてくださったインストラクター

金田大治郎さん: @spe_daijiro

BODYPUMP、BODYCOMBAT、BODYATTACK、LES MILLS CORE、RPMのインストラクターとしてフィットネススタジオCLUB関内店、フィットネスクラブブルーゲート、アスエミフィットネスラボで関東を中心にクラスを提供。

クルス聡美さん: @saaa_fitness

BODYPUMP、BODYCOMBATのインストラクターとしてStudio TRIVE、COPIN スポーツクラブ、スポーツクラブNAS、光明健康倶楽部、スポーツクラブJOYFITで関西を中心にクラスを提供。

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