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    消費者動向

    ソーシャルメディアでフィットネスファンを繋ぐ

    パンデミックの影響で、世界中の多くのフィットネスコミュニティが孤立した状態に陥ったものの、ソーシャルメディアは人々の活動や関わりを維持するのに重要な役割を果たしました。ソーシャルメディア専門家のクリス・アサハラが、フィットネスファンのつながりを維持するプラットフォームの活用方法を探ります。

    クリス・アサハラ

    パンデミックで一つ良かったことがあるとすれば、フィットネスブランドやインストラクターがソーシャルメディアの可能性を最大限に活用して運動を促す革新的な方法を見出したことです。健康的なライフスタイルに基づく定期的な運動は、免疫力を高めるために不可欠です。ではどのようにすれば、ソーシャルメディアを通じてオーディエンスを惹きつけ、積極的に行動してもらえるのでしょうか。

    ここでは、様々な雑音に負けず、フィットネスファンを増やすための鍵となり得る7つのソーシャルメディアトレンドを紹介します。

    1. コミュニティが鍵

    人々は、ブランドや同じ考えを持つ消費者との個人レベルのつながりを求めています。求められているのは、コミュニティの一員という感覚です。

    ソーシャルメディア上で競争が激化する中、人々との繋がりこそが施設のブランドを人間らしくし、オーディエンスの信頼獲得につながるのです。そのためには、魅力的なコンテンツの作成に時間をかけるだけでなく、グループの構築に力を注ぎ、オーディエンスとの親密なつながりを育むことが大切です。ただし、グループやコミュニティの管理には多くの時間がかかるので、軌道に乗り始めると仕事量がかなり増えることを覚悟しておいてください。

    2. ユーザー生成コンテンツ(UGC)

    パンデミック下の在宅時間を最大限活かす工夫を凝らした動画がすでに多数公開されています。

    最近の調査によると、85%の消費者がブランドコンテンツよりもUGCの方が影響力があると感じています。ユーザー生成コンテンツは消費者の関心を集めるだけでなく、コミュニティーのアイデアや作品を活用することにより少ない材料と時間でも多くのコンテンツを作成できる利点があります。UGCを増やすには、視聴者がコンテンツを共有するきっかけは何か、どうすれば消費者がユーザー生成コンテンツを作成してくれるかを検討します。

    3.インタラクティブなインスタグラムのストーリー

    投票、質問、スライダーなどは、フィットネス・コミュニティーのエンゲージメントを高め、オーディエンスの交流を促進するためにこれまで以上に楽しく使いやすいツールです。例えば「今日はどんなワークアウトをしてる?有酸素運動?筋トレ?」「今日はどんな気分になりたい?」といった投票は、インスタグラムでフィットネスファンを惹きつけて会話を弾ませる効果的な方法であることが証明されています。こういった機能を使うもう一つの方法は、ワークアウト・チャレンジやテクニックの向上に関する記事など、補完的なコンテンツに誘導することです。さまざまな機能をクリエイティブに使って、視聴者に事実や情報についてクイズやテストを出したりした後、「クリックして、新しいヨガの動きをチェックしよう!」といった締めをつけて旅を続けてもらうことができます。

    4. TikTok(ティックトック)

    若者の間で人気を博し始めたTikTokは、今や大人やZ世代にとっても巨大なプラットフォームとなっています。これは中国の開発会社ByteDanceが立ち上げ、2016年にサービスを開始したものです。毎月、全世界で10億人以上のユーザーが積極的に利用しており、Z世代に最も人気のあるソーシャルメディア・プラットフォームです。フィットネスはこのプラットフォームで最も急成長しているコンテンツの1つで、今年は次々と世界的ブランドがTikTokに参入しています。若い消費者を引き付け、楽しく遊び心のある仕方で視聴者と関わることができるTikTokの力を考えれば、それも当たり前でしょう。

    5. 人間らしさを導入

    ビデオチャットは、未だかつてないほど爆発的に普及しました。かつては単純なテキストやショートメッセージだったものが、ソーシャルチャンネルを使ったライブのやりとりに取って代わりました。パンデミックで直接顔を合わせることができなかったため、人々は「人間的な」接触を維持する別の方法を見つけることを余儀なくされ、それに対してビデオチャットが完璧なソリューションを提供したのです。今では世界中のライブストリーミングやビデオチャットの24時間365日の需要に対応するため、それぞれのプラットフォームがしのぎを削っているほどです。

    6. マイクロインフルエンサーの台頭

    正確な基準はないものの、マイクロインフルエンサーは通常おおよそ1,000人から9万人のフォロワーを持ち、6桁を超えるとマクロインフルエンサーの領域に入ります。マイクロインフルエンサーは、従来のセレブリティインフルエンサーよりもエンゲージメント率が60%高いという調査結果が出ています。ブランドがマイクロインフルエンサーに惹かれるもう一つの理由は、他の広告と比較して費用対効果が高いからです。もしあなたがフィットネスブランドやインストラクターなら、マイクロインフルエンサーを見つけて声をかけてみましょう。それが情報を伝え、新しいオーディエンスに届けるための最善の策かもしれません。

    7. Lo-Fiコンテンツ

    Lo-Fiコンテンツとはプロフェッショナルによる撮影ではなく、携帯などを使用して撮影されたコンテンツの事です。近年、ソーシャルメディアではオーセンティシティ(物事の真偽)や、よりリアルさの表現が注目されており、Lo-Fiコンテンツはそれを出せる絶好の撮影方法です。

    勿論プロによる作品の価値は引き続きありますが、それらは広告に見えてしまい、ユーザーにあまり刺さらない傾向があります。そのため、ブランドやインフルエンサーはユーザーとの距離がより近いLo-Fiコンテンツに関心を寄せています。

    Lo-Fiコンテンツのもう一つの利点は、低コストとスピード感です。携帯での撮影のためコストはほぼ無く、最近のトレンドに乗れるスピード感が人気の秘密になっています。

    クリス・アサハラ氏は、アディダスジャパンやAKQATBWA\Chiat\Dayなどの広告代理店で長年にわたり上級職を務め、世界中を旅した経験と多文化的背景を持ち、3カ国語を話すマーケティングの専門家です。現在はLes Mills Internationalのコンテンツ・ソーシャルメディア部門の責任者を務めており、727日(水)にはSPORTECで講演を行う予定です。