抹茶ラテからスマートウォッチ、ラベンダー香るピローミストまで、現代において、ウェルネスという概念は多種多様な業界の成長をあと押ししています。しかし、その中心にあるのは商品そのものではなく、消費者を突き動かすウェルネスへのモチベーションです。そして、そのモチベーションにこそ、フィットネス業界を大きく変える可能性が秘められているのです。
これほどまでにウェルネスが影響力を持つようになった理由。一方で、今までウェルネスを定義することが難しかった理由。これらに対するヒントも前述の「モチベーション」に隠されています。過去を振り返ってみると、ウェルネスの有効活用はとても複雑でした。なぜなら、ウェルネスに対する価値観は人それぞれだからです。しかし、近年のトレンドから再現可能な成功の公式が見えてきており、今こそ、それを活用する絶好の機会なのです。
1. 現代のライフスタイルに欠かせないツール
多くの人々にとって、今やフィットネスは健康的なライフスタイルに欠かせないものであり、その重要性は睡眠や食事と同レベルに位置付けられています。事実、「2026 Global Fitness Report」によると、回答者の94%が「自身のウェルネスを支える最も重要なツール」としてクラブを挙げています。
出典:2026 Global Fitness Report
人々がかつてないほどウェルネスへ意識を向けるなかで、エンゲージメントの高いクラブ会員は、現代のライフスタイルに自然と溶け込む施設を求めています。つまり、コーチング、コミュニティ、マインドフルなムーブメントが一体となった体験を提供する空間です。このような傾向は、ウェルネスに欠かせないツールとしてのクラブをアピールすることで、既存会員の継続率と新規会員の獲得において大きな機会を創出します。例えば、日々のウェルビーイングを支える存在として、クラブの価値を伝えるマーケティングがあります。または、ストレングスやリカバリーといったワークアウトを、直感的で、必要不可欠で、身近に感じられる体験として提供するのもいいでしょう。どちらにせよ、成功するクラブ運営者の共通点として、「健康でいるために必要なツール」としてクラブを認識させている点が挙げられます。
2. コミュニティとのつながり
Z世代の市場参入により、フィットネスに対するニーズがいくつか明確なものになりました。「人とのつながり」と「目的を持ったムーブメント」です。これらは、Z世代がどのようにワークアウトするかだけでなく、より広い意味で、ウェルネスのために何を必要としているかにも大きく影響しています。ABC Fitnessのレポート「2025 Wellness Watch」によると、2025年の新規クラブ入会者は約半数(47%)がZ世代であり、つながりを求めて施設に足を運んでいることがわかっています。同レポートでは、Z世代の47%が「コミュニティこそがフィットネスを続ける理由」と回答しています。
一方で、クラブに通っていない層を見てみると、その逆の要因が障壁となっていることがわかります。同レポートでは、クラブ未入会者の約1/4が「知り合いがいない」「一緒に運動する仲間がいない」ことを理由に入会をためらっているという事実が明らかになっています。つまり、コミュニティやつながりに対するサポートを明確に打ち出すことができれば、より広い層にアプローチできるのです。そして、その中心にいるのがクラブスタッフです。知識豊富で親しみやすく、ウェルネスに対する会員それぞれのニーズを理解し、施設に通い続けてもらうための信頼関係を築くことができる唯一無二の存在と言えます。
3. 幸福感がもたらす効果
物事のデジタル化が進み、「常にオン」の文化が加速している現代において、心身をオフにすること自体が難しくなっています。だからこそ、ウェルネスと幸福感の関係性が改めて注目されており、クラブにとっては大きな機会となっているのです。事実、定期的に運動をしている人の49%は「気持ちが良いから」、39%は「気分が上がるから」だとその理由を回答しています。この結果は、身体的な健康だけでなく、精神面も含めた包括的なウェルビーイングを向上する存在として、クラブが重要な役割を担っていることを示しています。
出典:2026 Global Fitness Report
クラブは、利用者が気持ちよく運動できる場所であるだけでなく、ウェルネスへの理解を深めるサポートもしています。事実、クラブ会員の74%が「ウェルネスの意味を明確に理解している」と回答している一方、非会員では60%にまで下がります。この差は、クラブが会員ごとのニーズを把握し、言語化し、理解できるようあと押ししていることを示しています。さらに、自身のウェルネスを明確に理解している人ほど、その効果はより具体的な結果として表れています。それは、クラブの会員は非会員に比べて、「自分のウェルネスにとても満足している」と感じる人が26%多いという結果からも明らかです。
4. ウェルネスのエコシステム
ウェルネスが優先すべき重要事項であることは明らかですが、実際、人々はどのようにそのニーズを満たしているのでしょうか? フィットネスファンの実に半数以上(51%)は、「友人や家族との交流」を自身が週3回以上行っているウェルネス習慣のひとつとして挙げています。また、週1回以上の頻度で見ると、79%が運動を行い、33%が呼吸法を実践し、66%が自然のなかで過ごすなど、様々な形でウェルネスに取り組んでいることがわかります。
ウェルネスが優先すべき重要事項であることは明らかですが、実際、人々はどのようにそのニーズを満たしているのでしょうか? ウェルネスに関する習慣で「週3回以上」実施しているもののひとつに、フィットネスファンの実に半数以上(51%)が「友人や家族との交流」を挙げています。また、「週1回以上」の頻度で見ると、79%が運動を行い、33%が呼吸法を実践し、66%が自然のなかで過ごすなど、様々な形でウェルネスに取り組んでいることがわかります。
では、クラブ運営者にとってのチャンスはどこにあるのでしょうか? それは、会員がより頻繁に施設を訪れたくなるような理由をより多く提供することにあります。
出典:2026 Global Fitness Report
ウェルネスに高い関心が集まるなか、特にヨガや呼吸法、瞑想に対するニーズが目立っています。運動の目的がメンタルヘルスのためである一方で、負荷の高いトレーニングの身体的不可を和らげる選択肢を求めている人も少なくありません。具体的には、リカバリーやリフレッシュなど、心身をクールダウンさせる時間の重要性が見直されているのです。こうした傾向は、フィットネス&ウェルネスプラットフォームのClassPassが公表しているデータとも一致します。ClassPassによると、2025年に最も成長したワークアウトカテゴリーのひとつとして、ジャンプやランが少ないローインパクトワークアウトを挙げており、前年比で112%増を記録しました。また、ClassPassの予約データによると、ヨガ系クラスの予約数は前年比28%の増加で、2025年で2番目に人気の高いワークアウトだったことがわかっています。マインドフルなムーブメントに対する高い需要が顕著になっているのです。
5. ヨガがクラブの成功に貢献できる理由
会員が求めるものは様々ですが、LES MILLS YOGAは多種多様なウェルネスニーズに応えるソリューションになるでしょう。LES MILLS YOGA YIN(リカバリー)、LES MILLS YOGA HATHA(アライメント)、LES MILLS YOGA VINYASA(ストレングス)、LES MILLS BREATH(リフレッシュ)という4つの独立したプログラムから成るLES MILLS YOGAを通じて、クラブは4つの異なるワークアウトを提供できます。近年需要が高まっている呼吸法も含まれているので、心身とつながる包括的ウェルネスを会員に届けることが可能になります。
誰もが楽しめるヨガ
メンタルとフィジカルを高めるためにデザインされた新しいヨガ。ただ今、各地のクラブでトライアルクラス実施中。
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