困難の時、どのようにしてポジティブであり続けるか

ロックダウンやソーシャルディスタンスを保った中でのレッスンなど様々な制限がされている中で私たちは日々ストレスや不安を感じています。そんな暗い気持ちを打破するためのアドバイスを、ポジティブで明るいBODYATTACK™インストラクターや、マインドフルネスを重要視するBODYBALANCE™インストラクターに教えてもらいました。

最近不安を感じたことはありましたか?子供やパートナーに対してカッとなったりしましたか?リアリティーショーを見て感情的になりましたか?もしそうなら、あなたは一人ではありません。多くの人がパンデミックによる大きな時代の変化を経験しています。未来への無力感や不確実性は、最近の散々なニュースと相まって、私たちの楽観的な気持ちをシャットダウンさせ、心に「閉店中。2021年にまたお越し下さい」という張り紙を出したくなるような気持ちにさせます。

しかし、時に落ち込むことはまったく自然なことで、プログラムディレクターのレイチェル・ニューシャムのようなスーパースターでさえも、ブルーな気分になる瞬間もあります。「雨が降らなければ虹は出ない。毎日晴天であることがないように、人はいつも幸せでいることは難しい」とレイチェルは言います。「もし毎日が晴天で雨が一切降らなければ、私たちは新緑の芽生えや開花、そして果物が育つところを見ることは出来ません。土地は干上がり、農家は廃業し、都市は干ばつに陥り、私たちはみな雨乞いをし始めるでしょう。

時には太陽が差し込んだり、雨が降ったりと天候は気ままであるべきで、人生も同じです。私自身、自分が持つ可能性を最大限にするために、辛いときの経験から学び成長し、更なる高みを目指しています。これが私の、厳しい時に前を向いて進むためのアドバイスです。」

自分に優しく

飛行機が乱気流に入り酸素マスクが落ちてきた場合、他の人を助ける前にまず自分のマスクを装着することが必要です、と機内安全ビデオで案内されるように、まず自分自身をケアすることが出来ないと、他人を助ける事はできません。

「私にとって、最高のメンタルケアはヨガと料理です」とBODYBALANCEトレーナーのブラム・プリマ・ハリムは言います。「料理をすることで、体に取り入れる物の管理をすることと正しい栄養を摂取することにフォーカスすることができます。特に1週間にたくさんのレッスンをする時は、栄養価の高い食事を十分に摂ることが大切になります。また、私は自分のためにヨガも行っています。まず呼吸法から始め、身体的にも精神的にも今日の調子を内観します。今自分の体は休憩する必要があるのか、エネルギーで溢れているのか、地に着いているか、それとも活発なのかじっくり時間を掛けて観察します。大切なのは自分の体に耳を傾けることです。」

BODYATTACKインストラクターのダンカン・トンプソンはこうアドバイスします。「たとえ30分でも自分のために時間を作りましょう。友人や家族に会ったり、彼らの声を聞いたりすることは生活に違いを生み出します。また、ワークアウトの時間を作り、BODYATTACKがもたらすエネルギーを感じるようにしましょう。そして、自分自身にきつく当たるのは止めましょう。今は私たち全員にとって予測できない時期なので、日々もしくは週によって気分が変化するのは当たり前のことなのです」。

画面通しでもいいので、人とのつながりを持ち続けましょう

このパンデミックは、フェイスマスクやロックダウン、屋内外での集まりに対する制限など、人との関わり方を一変させました。そのため、いつも周りに人がいることで元気をもらっていた人は、孤独をより感じやすくなっているのではないでしょうか。しかしそんな中でも、幸いにも、私達は様々な方法で連絡を取ることができるようになりました。

「つながりを持ち続けられる時代に生きていることはとても幸運なことです」、とBODYATTACKインストラクターのメイガン・フォウラーは話します。「Zoomやライブ配信など、数年前にこんな時代がくるとは想像出来ませんでした。

クラブ閉店中でも、好きなインストラクターに会えたり、海外にいる家族や友人の顔を見れることは、とても嬉しい気持ちにさせてくれますよね」。BODYATTACKインストラクターのリーナ・ダルフォンも「インストラクターチームとのつながりは、前を向いて幸せでいられるための大きな助けになりました」と言います。「3月から小さなグループでの対面レッスンが認められるまで、毎週土曜日FaceTimeでワークアウトを行っていました。その時期に、かけがえのない友達もたくさん出来ました。また、クラブに来てくれていたメンバー数人とも連絡を取り続けていました。誰もが落ち込んでいましたが、不満の捌け口があるだけでも強い支えになっていました。あと私は毎日自分自身に、チャレンジや困難な時期は永遠に続かないと言い聞かせていました」

失ったものではなく、今あるものにフォーカスしましょう

ポジティブクイーンのBODYATTACKプログラムディレクターのリサ・オズボーンは「失ったものではなく、今持っているものに目を向けることが大切」だと話します。彼女のアドバイスは?「過ぎたことを考えても無駄です。今を生きて、できるだけ良いものにすることに励みましょう。毎日楽しみ、精一杯楽しく生きるべきです。今あるものに感謝をしましょう。それらをすべて書き出して、声に出してみて下さい!」

「感謝は幸福をもたらす」、とBODYBALANCEインストラクターのテレサ・フラートンは言います。「私は、すべての人生の恵みに感謝することを大切にしています。空気、太陽、自由、思考能力、動く能力、など何であれ、それらすべてに感謝しています」。

人に喜びを与えられる仕事

グループフィットネスインストラクターは、喜びと非日常を与える存在という特殊な立場で、このような未曽有の事態にとても大きな力となります。仕事でつらい事があった時は、あなたが他の人の幸せに貢献していることを思い出してください。

BODYATTACKインストラクターのカー・クリントン・クーパーはこのように語ります。「まだ多くの人が公共の場に出向くことに不安をいだいている中で、メンバーが私のクラスに参加してくれているのを見ると、嬉しくて仕方がありません。私が教えることの目的を再認識させてくれます。他のクラス同様、参加者は平均34人くらいと少ないのですが、参加者はこれまで以上に頑張ってくれています。明るくポジティブでいることの理由はシンプルです:お互いを支え合うためです。私たちは、お互いの顔を見て接することが必要なのです。私が100%の力で毎回クラスを実施する理由は、クラス参加者のためです。メンバーには気晴らしが必要で、私たちにはそれを提供することができます。ストレス発散や緊張をほぐす必要があるのかもしれません。スクリーン越しではなく、1時間だけでも実際に対面で人と向かい合う時間が必要なのかもしれません。私たちはそれを提供することができます」。

BODYATTACKインストラクターのケリー・マクラーティはこう言います。「一緒に動き、感動し、その『一体感』を体験することで、感情を共有し、更なる高みを目指せます。1日に1回、もしくは週に1回、人と繋がり、一緒に動く時間は、驚異的で奇跡的な身体の能力と可能性を楽しみ、祝うための特別な時間なのです。たくさんの人と同じ部屋で一緒に楽しく動き、幸せを共有することほど楽しいことはありません。」