クラスを満員にする方法

クラスの参加者にどんな体験を提供していますか?と、ビヴァン・ジェームズ・エリーズは問いかけます。

私が若かったころ、父の友達に「グループの写真で一番最初に見るのはどこ?」と聞かれました。その時は考えたこともなかったですが、答えは明らかです。もちろん自分自身を探します。

多くの人は無意識のうちに自分の姿を見ます。FacebookやInstagramの写真を想像してみてください。全体を見る前に、まず自分を探すのではないかと思います。

父の友達は、あることに気付かせるためにこの話を持ち出しました。「ビヴァン、人は自分の生活のことを考えたり、自分自身が体験したことをもとに生きている。だから、他の人が自分をどう思っているか、とあまり心配するものじゃないよ。」と教えてくれました。

若い時の自分にとっては、とても強力な勉強になりました。しかしこれには、グループフィットネスクラスを成長させるのに役立つもう一つの側面があると思うのです。

考えてみましょう。参加者として自分自身のクラスに参加したらどんな感じか考えることはどれくらいありますか?

私たちは、グループフィットネスを自分の体験をもとに成功をはかっています。もちろん、参加者のことは考えていますが、自分たちの目線からです。自分のクラスの参加者になったらどんな風に感じるのか考えることはどれくらいありますか?

Member experience

以下の質問について考えてみてください。

  • クラスが始まる前の参加者はどんな気持ちか
  • コネクション、モチベーション、コーチングをどのように体験しているのか
  • クラスに参加してどんな気持ちになっているか
  • クラスが終わった後にどんな気持ちになっているか

考えられる質問はたくさんあります。

この考え方を検証する方法の一つは、参加者にいる様々なタイプを特定し、彼らの体験を反映させることです。例えば、グループフィットネスクラスに参加したことがない全くの初心者を想像してください。エクササイズに対して自信がなく、太り気味であるかもしれません。そんな人のクラス体験はどんなものになるでしょうか?または、何年も常連で、体は引き締まっていて、運動能力に自信がある人はどうでしょう?人見知り、社交的、など性格で考えることもできます。

様々な目線からワークアウト体験を考えることは、インストラクターとして成長するための学習において、とても強力なツールになります。どこに成長の余地があるのかを特定することができ、しかもまだ初めの一歩にすぎません。次のレベルは、参加者に提供できる究極の体験について考え始めたところにあります。

自信がなく、太り気味の新しいメンバーについて再度考えてみましょう。そんな人への究極の体験とはなんでしょうか?その参加者の目線を意識することを忘れないでください。

きっと、安心したい、歓迎されたい、気遣ってほしい、クラスがどんな構造なのか、どうしたら上手くできるのか、を知りたいと思っているのではないでしょうか。そして、クラスが終わったら達成感を感じたいはずです。

こんな体験を作り出したら、この参加者はまたクラスに参加してくれるでしょうか?

参加者にとっての究極の体験が何かが分かったら、それをどのように作り出すかを考えます。次のような質問を自分に問いかけると、理想の体験を作り出すためにとるべきステップと行動が見えてくるはずです。

  • 安心と気遣いの気持ちを感じてもらえるにはどうしたらよいか
  • クラスを明確に、情報を盛り込んで教えられているか
  • ワークアウトを達成してもらうにはどうしたらよいか
  • 達成感をより感じてもらうにはどんなことができるか

この質問について考えれば、思考力が刺激され、クラスに使えるような実用的な行動を思いつくはずです。

このプロセスは参加者にとって素晴らしい体験を提供するための可能性を高めることに役立ちますが、しっかりと向き合う時間をかけて初めて意味を持ちます。毎週タイプの違う参加者に提供できる究極の体験について考え、また他の参加者について考えるというチャレンジを作ってみましょう、

このプロセスをしっかりとこなせば、クラスの体験は今までにないものにあると言い切ることができます。このワークを適用し、究極の体験を提供できればクラスにはどんどん参加者が集まってくるからです。そして、満員のクラスを持つということは、私たちインストラクターにとっての究極の体験でもあります。

ビヴァン・ジェームズ・エリーズはニュージーランド、クライストチャーチ出身で、現在も拠点にしています。1999年にインストラクターを始め、マラソンと共に、8つのアイロンマンコンテストに出場しました。ビヴァンは作家で、地元のクライストチャーチプレスの新聞に寄稿をしています。