LES MILLS TONE:効果を高く得るための低いオプション

LES MILLS TONEはどんな運動能力の方にも適応させることができます。参加者に合わせたクラスを作る方法をご紹介します。

まず始めに、LES MILLS TONEで新しい試みをしていく中、辛抱強く待っていてくださっている皆様、ありがとうございます。このワークアウトはまだ進化途中ですので、クラスで上手く行っている部分、改善できる部分に関しては引き続きご意見お待ちしております。

フィードバックで気になったものとして、強度が高すぎる動きがあったり、どのオプションを教えたら良いのか混乱してしまう、という声がありました。

それを受け、LES MILLS TONEを全て強度の低いオプションで教えることも可能であるということをまずお伝えしたいです。皆さんの参加者に合っている場合、またはBODYVIVE 3.1をやってきていた参加者がいる場合は、特に強度の低いオプションをクラス全体で使っていただくと良いでしょう。

実際、運動能力に関係なく、クラスの基礎は強度の低いオプションで構成されることが予想されて作られています。LES MILLS TONEは「強度が高い/低い」クラスではないので、半々で教える必要はありません。強度の低いオプションでクラスを構成し、参加者の運動能力が上がってきたところで、5%程の強度の高いオプションを加えていくことをお勧めします。

一番大切なのは、その時の参加者に向けてクラスを教えるということです。高い強度と低い強度どちらのオプションもある理由は、参加者にとって達成感を感じてもらうためです。

強度の高いオプションを含めたのは、より広い市場にアピールすることによってプログラムの拡大を確実にするために必要不可欠だからです。例えば、レズミルズオークランドシティクラブのキーラン(ヒューストン)とエリン(マウ)のクラスは、参加者が20代の女性でほとんど占められているため、この世代が求めている強度の高いオプションをより多く使っています。逆に、レズミルズニューリンでのクラスは強度の低いオプションを好む層が多いため、インストラクターもそれに応えています。

Two people teaching TONE

次回のリリース(LES MILLS TONE 6)では、2つのオプションのみで、どのように教えるかを明確に説明しているので、内容がよりシンプルになっています。

自然に教えるには、クラスを見て、どんなところがうまくできているかを観察しましょう。ワークアウトについてこれていますか?興味を持って取り組めているところは?途中でやめてしまっているところは?

このアプローチはどんなプログラムに対しても言えることです。例えばBODYPUMPでランジトラックを教えている時にパルスを加えるオプションがあった時に、クラスの様子を見て、パルスが必要ないと感じたらそのオプションを教えなくて良いでしょう!

BODYCOMBATでも同じように、クラスの参加者がスプロールをしたくないようであれば、スタンディングオプションを使いましょう。BODYBALANCEのクラスでマーメイドアームを教える必要がなさそうに感じたらオプションは無しで続けます。

目の前にいる参加者に自然に教えることを意識し、自動運転のようなクラスになってしまわないように気を付けましょう。強度の高いオプションを教えられない場合や、クラスのためにならないと判断した場合は、違うオプションを使ってください。理由があってオプションがあるということを覚えておいてください。

最後に、オンザビート、オフザビートについてです。

オフザビートで教えにくいと感じたり、クラスの参加者もそれを求めていない場合はオンザビートで教えていただいて構いません。動きの半分のスピード、またはほぼビートに合わせて音楽が選曲されていることにお気づきになると思います。皆さんのクラス参加者が達成感を感じるために必要であれば、オンザビートを使ってみてください。

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