クラブ休業と自粛の中での自己管理

緊急事態宣言で多くのクラブが休業になっている今、TAP TEAMにどのような生活を送っているのか、どのように会員の方々とエンゲージを取っているのか等アンケートを行いました。

ルーティンの維持

レッスンが出来ない中、どのようにルーティンを維持されているか聞いたところ、TAP TEAMの多くが色々工夫をしながらワークアウトを続けているとのことでした。

  • 自分がクラスを担当していた時間に運動するようにしている
  • クラブからOnlineのレッスンを配信することで、自分も動けるようにしている
  • 1週間の運動スケジュールを決めて動くようにしている
  • 定時にチャイムのなるアプリを使いながら、生活リズムを変えないようにしている
  • やれる範囲でトレーニングを行っている
  • いつレッスンが再開しても良いように身体を動かす時間を定期的に作っている。維持ではなく向上できるように斬新性と過負担の原則に則ってトレーニングプログラムを組んでいる
  • ルーティンを維持しようとせず、新しい環境に適合させることを考えている。これまで出来なかったことに目を向けて、取り組むことで新しい刺激を求めるようにもしている。その刺激や発見が新しいモチベーションを与えてくれている。

クラブ会員とのコネクション

クラブ会員とコネクションを取るためにSNSを使用しているという意見が大多数でした。SNSを使って、クラブ会員の退会率を下げられるようにするためにTAP TEAMは下記のような取り組みを行っています。

  • クラブアカウントからLIVE配信を行なう
  • InstagramDM機能で他愛もない会話をしてみる
  • 会員の方が楽しめるような動画を作る
  • 自分自身の自粛生活の楽しみ方をつたえる
  • 動画配信へのコメントに返信して、「ぜひチャレンジしてみてくださいね」などエンゲージを高めるような取り組みをしている
  • クラブ会員の方のSNSにコメントすることでコネクションを高めている
  • 自宅でもできるホームトレーニングの提供、実際のクラスに近いLIVE配信などでエンゲージを保ち、家でもできるけどスタジオで動きたい!という気持ちをキープさせる

ワークアウト環境

日本の住環境事情で、思う存分身体を動かせない中でも、家でできるワークアウト(ヨガ、ピラティス、自重トレーニング等)を行っている方がたくさん見受けられました。特に家でワークアウトができるように、断捨離やレイアウト変更をしました!という発想力には驚かされました!

  • 5時~6時くらいに起きて、誰もいない公園でトレーニングをしています。
  • これを機に断捨離をし、部屋でワークアウトができるようにレイアウト変更
  • 模様替えをしてスペースの確保!(断捨離もスッキリします)また、家具を使って洗い物しながらでも、自分が立つスペースさえあれば何かしら動かすことはできます!『こうやったらできる!』と新たな発見ができると楽しいです!
  • 普段やらないピラティスなどを行い、身体に違う方面からアプローチしています
  • 今おかれている環境の中で出来るトレーニングのみする。自分は自重トレーニング。
  • ヨガなどの調整系は限られたスペースで行える利点があるので積極的に取り入れています。
  • 公園へ行って遊具を使ったワークアウトをしています。
  • 狭いスペースや跳び跳ねる事が難しい場合もあるので、できる範囲でやる。もしくは動けない分食事の見直しやお風呂でできるストレッチなど

なかなか外でのワークアウトしている方は少ないようですが、他にこんな意見もありました・・・

  • 公園!早朝だと子供達がいないので思う存分動けます。
  • 極力人がいないような広場・公園・駐車場などを使用している
  • 深夜の公園です。日中でも構わないと思いますが、鉄棒などの遊具を使ってトレーニングをする場合、周りに本来の目的で使う子供たちがいないか配慮する必要があります。その為おすすめは人の少ない(ほぼいない)深夜です
  • お家の近くの草むら

SNSでの配信

SNSなどを活用してワークアウト動画を配信する時のアドバイスをいただきました!

  • お客様からいただく声として、一緒にガッツリ動ける動画のほうがやる気になるというお声が多いので、需要が高いように思います。
  • ニーズによって変わってくると思いますが、10分程度の動画や配信が試してもらいやすいし、見てもらいやすいかと思います!(手軽で試してもらいやすい)
  • 時間は平日の夜。内容はストレッチと筋肉トレーニングは反応が良かったです。
  • 1分で出来るもの 15〜30分かけてやるもの コアトレや調整系が人気です
  • トレーニングや、レズミルズのテクニック動画が良いと思う。
  • 1520分くらいが良いと思います。家の中にはお子様がいたりなど、時間が限られている方も多いでしょう。後で見られるようにアーカイブしておくと、喜ばれます!
  • ①動きをわかりやすく説明する動画説明に加え、画面の向こうの参加者と一緒に動くような動画 ③15分以内くらいの動画無編集よりも編集済みが見やすいです!この機会に動画編集アプリなどをスマートフォンで見つけて取り組んでみるのもアリですね!
  • 回数、秒数、セット数を明確に。カメラワークを意識。30分短時間。部位別、目的別にする(トレーニングします。ではなく、30分腕にフォーカスしますなど)

ストレスと解消法

普段とは違うストレスを感じるこの状況。TAP TEAMも少なからず戸惑いやストレスを感じています。ただ、それぞれ色々な工夫をしてストレス解消に取り組んでいるようです。また、多くのトレーナーが今までが多忙すぎる生活だったので、むしろ今はゆっくり休めるという意見も聞かれました。

  • 人としゃべらないことやレッスンが出来ないことがやはりストレスですね。オンラインミーティングなどでストレスが発散できます!あとは太陽の光を浴びること!
  • 家族のライフスタイルがかわったことでストレスはもちろん感じます。お出かけしたいけどできない、体を動かしたいがジムにいけない、パートナーの生活も変わったことで自分の生活スタイルも変わるストレスもあります。そんなときは、頭の中でモヤモヤしているのかと全てを紙に書き出す、家トレ、軽く外を歩く、お風呂に浸かる、ヨガをして呼吸を整えています!
  • 元の趣味がインドア系なので、ストレスは感じていません。たまにビデオ通話をして友達の顔を見られればストレスフリーです!
  • 今まで休みが無いことがストレスだったので、今はゆっくりできてストレスはあまり感じていませんが、普段ストレスを解消したい時はハーブティーを飲みます。
  • トレーニングが思うようにできていない・レッスンができないというストレスは感じるが、それを今の時間を使って勉強をしたり部屋の掃除をしたり時間をかけてできることを行うようにしている!
  • 思いっきり動けないことは多少のストレスですが、今までハードに動いていた分、体と心の休養、そして家族と過ごす時間、今までできなかったことを取り組む時間にしているので、ストレスは全く感じていません。
  • 生活リズムが大きく変わったことや、思い切り体を動かすことができない現状にストレスを感じます。適度な運動が良いのはもちろんですが、一番大切なのはその時々の自身の状態を受け入れることだとも思います。のんびり過ごしたい日はそうすれば良いし、動きたくなったら動けば良い。『運動しなきゃ』『だらだらしていちゃダメだ』などのような思考は余計なストレスを生むのではないかと思います。
  • ストレスを感じることはもちろんありますが、いつクラスが再開しても良いように、レッスンの準備、身体づくりを毎日欠かさず行うことを意識しています。再開したら、こうして、ああして…と楽しい想像を巡らせてレッスンのイメージトレーニングをします!もちろん休日も作って、何も考えずのんびり過ごすことも大切だと思います。

急なアンケートにも関わらず、多くのトレーナーから回答を頂きました。全ての方の回答は紹介出来ませんでしたが、ご協力頂いた皆さまに感謝しています!ありがとうございました。