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ダン・コーエンとインタビュー

18.01.2022

舞台裏

誰にでも不安や困難に直面するときがあります。プログラムディレクターのダン・コーエンに自身の体験についてインタビューしました。

サラ・ショート:

ダンさん、お久しぶりですね!ここ数年の間に大きな変化があったと伺いましたが、何があったのでしょうか?

ダン・コーエン:

実は長女のザラが「難治性ぶどう膜炎」という珍しい目の病気と診断されました。これは痛みを引き起こし、視力にも影響を及ぼす目の炎症です。最初の6週間は、この病気を受け止めるのにいっぱいいっぱいで、僕たち家族はこの1年間のほとんどを小児病院で過ごしました。

結核、ガン、外傷、自己免疫不全、関節炎など基礎疾患が原因である可能性が高いので、様々な検査を受けましたが、結局彼女の症状の原因は「不明」でした。治療すべき大きな問題がないのはいいことですが、一方で根本的な原因が分からないことで不安が拭えません。

7カ月が経過し、治療方針も固まったのですが、ザラにとって険しい道のりでした。

思いがけずプラスに働いたことががあるとすれば、テレビをあまり見なくなったことでしょうか。本もたくさん読み、たくさん研究しています。変な話ですが、この7ヵ月でかなり教養が身につきました。

それは大変でしたね。ご家族皆さんにとって大きな苦難だったことでしょう。

家族としての結束がより一層強まりました。私たちは自分たちのことを「チーム・コーエン」と呼んでいます。毎晩、寝る前に円陣を組んで、こう言うんです、「私たちは誰だ?1、2、3、チーム・コーエン!」と。それが私たちの就寝前の儀式です。毎晩寝る前にお祈りをして、サモアの子守唄を一緒に歌います。

大事にしているのは、ザラの状態を他の娘たち、ソフィアとステラにしっかり教育することです。ザラは重い薬を服用しているため、体重が急激に増えたり減ったり、気分が落ち込んだり、吹き出物ができたり、、、数日前の夜には両目が腫れ上がりました。今日は皮膚反応が出たので学校を休みました。そんな風に、小さなことが突発的に起こるんです。ザラにばかり気を取られて、ステラとソフィアへのケアがおろそかにならないように、私たちは常に気を配っています。

タイメーン(妻)と私は様々なことを勉強しなければなりませんでした。思いがけずプラスに働いたことががあるとすれば、テレビをあまり見なくなったことでしょうか。本もたくさん読み、たくさん研究しています。変な話ですが、この7ヵ月でかなり教養が身につきました。ぶどう膜炎についてだけでなく、他のことについてもです。

健康上の問題を抱えた子どもを持つ親にエールを送りたいと思います。皆さんもきっと辛い思いをされていることでしょう 。

そのような状況をどう受け止め、対処されたのでしょうか?

私は困難に直面したとき、自分の信仰に頼ります。妻に頼ります。そして「チーム・コーエン」として家族にも頼りますが、私が持つクリエイティブな仕事やリーダーシップコーチングの知識にも頼れるようになったことは、目からウロコでしたね。

クリエイティブな仕事の面では、BODYCOMBATとLES MILLS COREの他に、現在Les Millsの新しいプロジェクトである、パンチバッグを使ったプログラムを創っています。今はまだ試作段階ですが、市場投入の可能性を探っているところです。

リーダーシップの面では、コーチという仕事を通じていかにチームを活性化させるか、いかに人の能力を引き出すか、その可能性を表面化させるかということに注力してきました。プロフェッショナルな職場環境に身を置くことで自分の世界が大きく変化しました。

どのように息抜きをするのですか?

キャンプに行くのが好きです。火やホットストーンを使った原始的な調理法にも挑戦しています。ヴィーガンの食事も試しましたし、さまざまな果物や野菜を使って実験するなど、栄養をヒーリング(癒し)として積極的に摂取しています。

オークランドは記録的なロックダウンから解放されたばかりですね。インストラクター業から離れていた時間はいかがでしたか?

これを機に、常に頭の片隅にあった「消費者(お客様)のクラスの受け取り方」を探索してみました。LES MILLS+(旧Les Mills On Demand)を使い、他の人が教えるクラスを体験し、楽しみました。そして偶然にもこれがレギュラークラスを休んだ最長期間で、18歳のときからほぼ毎週教えていたので、この休憩は健康面にとってもいい機会でした。

また、人は皆それぞれフィットネスペースやレベルが違うということを、時間をかけて改めて認識することができました。私はLes Mills旗艦店で教えていることや、肩書だけでトップレベルのアスリートだけを相手にしていると誤解されることがあります。

しかし、私が実際に教えるのは様々なバックグラウンドを持つ人達です。およそ90パーセントは一般の方で、トップアスリートなのはごく一部です。多くの人はクラスを通して普段の日常生活でよりよい動きをするための基本的な動作パターンを確実に身につけたいと感じています。クラスから離れる時間があったことで、彼らのニーズに気づいてあげることができました。

また、レギュラークラスから離れることで、BODYCOMBAT 90の脚本やアイデアがとても新鮮なものになりました。私がインストラクターを始めて間もない頃、週に20~30クラスを担当するとなると同じスクリプトやスタイルの教え方になってしまうことにすぐ気づきました。特に複数のフィットネスプログラムを教えている場合、プログラムの本質が大きく異なるにも関わらず、すべてのクラスで同じ単語を使用してしまいどれも同じようなクラスになっていました。スクリプトを書いたり、自分を見つめ直す時間が無いと、すべてが同じに聞こえ始めることがあります。「自分はどんな目的を達成したいのか?この曲で何を成し遂げたいのか?」などとじっくり考える時間がありません。

理由はともかく、一息つく時間を取らないと損をすると思うんです。ライブクラスから少し離れることで、私は自身の知識やコーチとしてのスキルを高めることに集中することができました。BODYCOMBAT 90をご覧になれば、私やチームが提供する最高のコーチングをご覧いただけると思います。

2022年の目標はありますか?

はい、毎年目標を立てています。

2019年は「エンゲージ(つながり)」の年でした。自分自身にフォーカスを当て、自分がやっていることに没頭し、周りの人ともエンゲージすることに注力しました。

2020年は「決心」の年でした。常に正しい方向に進むようにすること、他のことに気を取られて目標から遠ざかってしまわないようにすることに注力しました。

2021年は「レガシー(功績)」の年でした。私が決断したこと1つ1つが未来に残したいレガシーへとまた一歩近づきました。

2022年の目標は少し驚かれるかもしれませんが、「平和」です。2022年は「平和」の年にしたいと思います。仕事量は年々増え、この先減ることはないと思うので、仕事量に満足感を得たい。私の考えでは、勝者になりたければ一生懸命に働かなければならないのです。家族のためにも、業界のためにも、勝者になりたい。それが私にとって重要なことです。勝者はあきらめない。勝者は自分の不完全さを理解し、必要なときには助けを求めます。勝者は辛抱するのです。

平和な一年とは、自分自身と戦わないこと。ザラの診断に納得すること。一人の所得で暮らす家庭であることを受け止めること、友人たちと過ごす日々に感謝すること。2023年はきっと再生の年になると思うので、2022年は後悔なく過ごしたいです。とてもエキサイティングな1年になりそうです。

平和な一年とは、自分自身と戦わないこと。ザラの診断に納得すること。一人の所得で暮らす家庭であることを受け止めること、友人たちと過ごす日々に感謝すること。

 

好きな本、音楽、テレビ番組や映画などについて教えてください。

今、私たちは「Departure」と言うドラマを見ていますが、とても楽しいです。飛行機の墜落事故の番組です。

法医学や犯罪学などの犯罪者のプロファイリングに関する本を読むのも好きです。

音楽は、「Summer Nights」というプレイリストを聴いています。ポリネシアの音楽はとても美しくて大好きです。妻がサモア人なので、子どもたちと一緒に私自身もサモア語に親しむことも重要だと思います。

最後に、この数年間で得た最大の教訓はなんですか?

根気よく続けることが大切だということ。学ぶことを止めないこと。学ぶことをやめてしまう人たちは、勿体ないことをしていると私は思います。

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ダン・コーエン(UK/NZ) はBODYCOMBATとLES MILLS COREのプログラム・ディレクターです。マスターレベルのNLP(神経言語プログラミング)、IBC(統合ブレイクスルーコーチング)コーチ、TLT(タイムライン・セラピー)、そして催眠術の資格を持っています。ダンはオークランドを拠点に、妻と3人の子供と一緒に暮らしています。

ダンをフォローする @officialdancohen

舞台裏

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